platinum insomnia

元自殺志願者の世迷言

うつ病と言われて

 私は8年前の学生時代にうつ病と診断されました。当時のことは今でもよく覚えています。

 その後、一年ほど陰で苦しみましたが、症状は収まり、何事もなかったかのように生活を続けました。ですが、うつ病になってしまった事は私の自信を傷つけ、収まりの悪い劣等感を抱かせるようになります。

 多くの人は当たり前のように毎朝起きて、自分というものに自信を持ち過ごしている。それなのに、自分はその当たり前ができない。そんな簡単な事ができない自分には本当に価値があるのだろうか?と何度も考えました。

 ある日、私は決意します。それなら価値のある人間になろう。人に認められるようになろう。すごい人間になればこんなに辛い思いをしなくてもいい。家族に、友人に、女性に認められるような人間になろう。

 私は必死に勉強して、賢くすごい人間になろうと決意しました。

 

 三年前、私のそんな頑張りにも限界が訪れます。朝になってもベッドから出られず、少し頑張ると熱が出る。お腹を壊す。胃腸が働かなくなる。蕁麻疹が出る。様々な症状が現れました。もう限界です。

 はじめはどうにかしようと何軒もの病院に行き、片っ端から医学・精神学の本を読みあさり、数々の健康法を試しました。しかし、なかなかよくなりません。

 またうつ病だと診断されました。

 もうだめだ。死んでしまおうと何度も思いました。自分は終わりなんだと感じていました。

 

 ですが、私はまだ生きています。約三年間の半ひきこもり生活を経て、やっと体の調子がよくなってきました。気分もだいぶましになりました。

 このブログはそんな私が考えた事、感じた事の備忘録です。日記帳のようなものです。誰も見ないのだと思いますが、何処かに自分を残して置きたかったので書きたい事を書こうと思います。

 なぜ調子がよくなったのか。8年前からの事、この3年間のことなどを振り返りながら考えていきたいです。